Entla IDからGoogleWorkspaceにプロビジョニングする際のエラー「プロビジョニングが検疫されました。」について

AzureAD

はじめに

Microsoft Entra IDかエンタプライズアプリケーションのGoogleWorkspaceをシングルサインオンできるように設定して、かつプロビジョニングの設定をすることで、Microsoft側にアカウントを作成すれば自動的にGoogle側にアカウントが作成される仕組みを実装できます。

ところが先日、Google側にサインインできないユーザーが現れたので確認してみると、プロビジョニングの画面に「プロビジョニングが検疫されました。」の表示が。

今回の事象を解決できるまでの流れを紹介しておきます。

初動

この場合、手動でGoogle側に同じアカウントを作成すれば一先ずシングルサインオンはできるのですが、プロビジョニングないとやっぱり不便。なので、Azureのサポートにリクエストしたところ、「アプリケーションのエラーなので、おそらくGoogle側ではないか」とのこと。

解決した設定

GoogleWorkspace > セキュリティ > アクセスとデータ管理 > APIの制御 > サードパーティ製アプリのアクセスを管理

「Azure Active Directory」のアクセス権限を変更を選択

「次へ」 を選択

「信頼できる」 を選択して 次へ

「アクセス権限を変更」 を選択

その後、Microsoft側でプロビジョニングの再開をして1時間後に確認すると、エラーが解消していました。

以上です。

まとめ

私の環境では以上でエラーが改善できました。何かの参考になれば幸いです。

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