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7月, 2021の投稿を表示しています

Google Workspaceのアカウントを個人スマホに追加して使おうとしたらアプリが使えないときの対処方法

はじめに 個人デバイスで仕事で利用しているGoogleWorkspaceを利用する場合、Androidスマホだとユーザーを別途用意してスマホにサインインするように運用したほうがセキュリティ上安全な場合があります。 ユーザー追加が終わり、アプリを利用しようとしたときにデータがスマホに同期されない原因の一つに、管理コンソール上の設定があります。 仕事用プロファイルを追加できません。 このデバイスには仕事用プロファイルを追加できません。ご不明な点がある場合は、IT管理者にお問い合わせください。 というメッセージが表示され、Gメールなどのアプリに情報が同期されず利用できないときの対処法を紹介します。 前提条件として、デバイスで仕事用プロファイルの設定が求められるといったケースです。 原因 管理コンソール上の端末管理設定が「詳細」になっているから。 解決策 モバイル管理の設定を「詳細」から「標準」に変更する。 「詳細」が選択されている場合は、Google Workspace のアカウントを利用時に仕事用プロファイルの設定が必須であり、より細かな制御が可能となります。 「標準」の設定であれば、細かな制御はできなくなってしまいますが、仕事用プロファイルの設定なくアカウント追加が可能になります。 手順 1.管理者アカウントで Google Admin にアクセス 2.デバイス>モバイルとエンドポイント>設定>一般設定>全般 3.全般>モバイル管理>標準(エージェント不要)に変更 ダウングレードの文字が出る場合があるが、OKで設定が適用されます。24時間反映にかかる場合があるみたいです。 4.既に個人のスマートフォンの [ 設定 ] > [ アカウント ] の欄に該当アカウントが存在している場合は、一度ログアウトさせてから再追加 まとめ BYODなどで、個人デバイスを業務利用するシーンが増えてきていると思います。 管理者に確認し、適切なセキュリティ運用を心がけてください。

WEB会議用の共有PCでやっておくと意外と便利な設定。

はじめに 会社や組織で共有のパソコンを使ってWEB会議を行う場合、毎回異なるサービスやアカウントを利用することがあります。 以前のアカウント情報がブラウザに残っていて、設定に時間がかかってしまいWEB会議の開始時間を過ぎてしまう。なんてアクシデントもしばしば・・。 回避策となる共有パソコンの設定を紹介いたします。 手順 WEB会議ポータルサイトを作る ブラウザにユーザー情報を残らないようにする マニュアルを整備 WEB会議ポータルサイトを作る 一つのサイトから複数のWEB会議システムにアクセスできるようにすれば、様々なケースに対応しやすくなります。 Googleサイトを利用することで、簡単にポータルサイトを作成できます。次の記事で紹介していますので、よかったら参考にしてください。 https://www.cd-l.net/2021/07/googleweb.html ブラウザにユーザー情報を残らないようにする Windows10をベースで紹介いたします。 以前利用したユーザーアカウントがブラウザに残っていて、思うようにWEB会議に参加できないことがあります。 これを避けるためには、履歴やサインイン情報が残らないようにする必要があります。 先程作成したポータルサイトを毎回ブラウザのシークレットモードで起動するように設定することが出来ます。 GoogleChromeの場合 スタートメニューのGoogleChromeのアイコンを右クリック>その他>ファイルの場所を開く を選択します。 アイコンを右クリックからコピーして、任意の場所に保存します。 とりあえずデスクトップにペーストしました。 ショートカット名をWEB会議ポータルに変更し、右クリックからプロパティを選択します。 リンク先の \chrome.exe" の後に 半角を開けて--incognitoを追加 し、さらに 半角を開けてURLを入力 します。 例「 --incognito https://sites.google.com/view/webmeetportal/」 必要に応じて実行時の大きさ、コメント等を変更し、アイコンの変更を選択します。 シークレットモードで開くので、シークレットモード用のアイコンを選択してみました。 OK、OKで完了です。 試しにショートカットアイコンから起動してシー

GoogleサイトでWEB会議用ポータルサイトを作る。

   WEB会議ポータルサイトを作る Googleサイトを利用することで、簡単にポータルサイトを作成できます。さっそく作成していきましょう。 準備 まず、利用するWEB会議システムを選定します。 利用するものによって異なりますが、基本的には会議コードをシステム上に入力して会議に参加できるようなものが多いです。 入力する画面のリンクを集約します。 必要に応じてキービジュアルやバナーを作成します。 こちら、普段利用しているソフトがあれば何でもいいのですが、作り方がわからない方はGoogle画像描画を利用する方法を紹介しますのでご参考にしてください。 https://docs.google.com/drawings/ にアクセスすると、エディタが開きます。保存先は自身のGoogleドライブ内になります。 まずは画像サイズを設定します。 ファイル>ページ設定>カスタム から400×247ピクセルに設定します。※趣味の問題ですが、おおよそ 黄金比 で設定しました。 図形から長方形を選択します。 キャンパスの大きさに揃えて長方形を作成します。 サイズの微調整は三点リーダーから書式設定オプションを選択し、幅、高さを修正します。先程の400×247ピクセルだと、10.58×6.54cmになると思います。(メニューのページ設定でピクセルをセンチに切り替えると確認できます。) デザインを整えていきます。 好みのフォントを選び、フォントサイズを85にしました。 塗りつぶしの色を青、枠線の色を透明、文字を太字、配置を縦、横中央にし、行間隔を1.15にしてみました。 作成できたらファイル>ダウンロード>PNG画像 からダウンロードします。 必要に応じて他のWEB会議システムのリンク画像も作成しておきましょう。 サイト作成 サイトにはGoogleサイトを利用します。 https://sites.google.com/new?hl=ja にアクセスします。 右上にあるテンプレートギャラリーを選択します。 仕事のグループにあるヘルプセンターを選択します そうすると、デザインがある程度整ったサイトが自動で作成されるので、こちらを修正していきます。 各項目を選択すると簡単に文字を修正できます。 表題等の文字を修正し、不要な部分を削除していきます。 不要なアイテムを選択すると左に

Microsoft TeamsのWEB会議招待メールが届いたときの参加方法。

はじめに zoomやwebexなど、さまざなまWEB会議サービスを普段利用しているとかと思いますが、Teamsの場合はルーム番号が無いのでURLをクリックして会議に参加するようになります。 普段利用している方は自分のMicrosoftアカウントを利用して参加するので特に悩むことは無いのですが、単発で招待されたときに少し迷子になる場合があります。 PCのスペックなど、環境の影響を受けにくい方法を紹介します。 手順 まずは招待メールのURLをクリックします。 すると「どの方法でTeams会議に参加しますか?」といった内容の画面になりますので、「このブラウザーで続けるをクリックします。」 会議への参加するための情報を設定する画面が表示されますので、「名前を入力」に参加者にわかるように所属や名前を入力し、必要に応じてマイク、カメラ等のデバイスの設定を「カスタム セットアップ」にて行います。 「今すぐ参加」を選択します。 あとは、主催者が許可すると会議に参加できます。

GoogleアカウントだけでWEBアプリを作る方法。〜App Sheetで農業日誌アプリを作ってみた。

作ったアプリ AppSheetで作ったアプリから作業履歴を登録すると、Googleドライブ内にデータや写真が保存されます。 構成イメージ インターフェースイメージ 実装した機能 日報(作業) , 作業詳細登録 畦管理 カレンダー表示 リンク 日報を登録し、詳細情報に野菜ごとのデータを登録したり、畦の位置情報を登録できるようにしました。 このアプリの特徴 記録したデータはGoogleドライブで管理 Googleアカウントでサインインして利用 ブラウザベースで利用( PWA )※ショートカットをスマホのホーム画面に追加して利用(Google PlayやApp Storeからダウンロードする必要はありません。) スマートフォン・パソコン(Windows・MAC)・タブレット問わず利用可能 複数人で農業日誌を共有(追加、確認等可能) 野菜名や作業記録内文字、日付等で過去の履歴を検索可能 日報(作業) , 作業詳細登録 登録できる主なデータ 日報(ID,年月日,天気,気温,作業,写真,メモ)  作業詳細(詳細ID,ID,野菜,収穫予定,場所,写真) (IDを主キーとしてリレーションしている感じです。ここが一番不安だったのですが、AppSheetで十分リレーションできました。そもそも標準で用意された機能が秀逸すぎ。) ※イメージ ・2021/7/1 晴れ 25℃ 草抜き等手入れ トマト,ナス,キュウリ収穫  ・トマト 横場02  ・キュウリ 横場01  ・ナス 横場05 畦管理 作業詳細テーブル(データ)に場所のレコード(情報)をもたすことで、野菜を植えた畦を管理できるようになります。 野菜を植えた時期と場所を可視化できれば、 連作障害 に有効かな?と考えて設計しました。 メニューから表示できます。 メニュー 畦管理可視化 ダッシューボードで配置図と野菜を植えている畦を同時に可視化できるようにしました。 これで、どこの畦に何が植わっているか、いつ植えたかがすぐに確認できます。 カレンダー表示 日報をカレンダーで確認できるようにしてみました。 こちらからデータの修正や追加も可能です。 毎年の作業時期や収穫時期を確認しやすくなればいいな、と思います。 Googleカレンダーに自動登録するか迷ったのですが、シンプルにしたかったのであえて切り離しました。 リンク 気象情報や、農業用品購

レイアウトが崩れるホームページ記事を見やすく表示して印刷する。~Microsoft Edge のイマーシブ リーダーを利用

  Microsoft Edgeからイマーシブリーダーを利用する ホームページ記事を印刷しようとしたらレイアウトが崩れてしまうときの対処法を紹介します。 さっそく次のサイト(沖縄市立教育研究所 情報モラル教育)を例にやってみます。 https://www.fureai-cloud.jp/okisiken/home/index/johokyouiku/noraru とても見やすいホームページですね。 アクセスして、記事の任意の箇所で右クリックから印刷を選択します。 印刷プレビューが表示されるのですが、残念ながら文字が重なってしまい内容が読み取れません。 一旦キャンセルします。 印刷したい情報の範囲を選択します。 選択した文字の上で右クリックします。 「イマーシブ リーダーで開く」を選択します。 とても見やすいレイアウトに表示されます。 こちらを印刷すると、見やすいレイアウトで印刷されます。